こんにちは。
仙台宮城住宅ローン相談カウンターの熊谷です。
住宅ローンを検討し始めたとき、まず最初に目に入る条件が「勤続年数●年以上」という言葉ではないでしょうか。
「転職したばかりの自分は、あと2年半も待たないといけないの?」、「今の会社はまだ1年目。でも、どうしても今この家が欲しい……」
そんな不安を抱えている方は非常に多いです。確かに、ひと昔前までは「勤続3年」は絶対的なルールでした。しかし、転職が当たり前になった現代、銀行の審査基準は徐々に変化しています。
そこで今回は、住宅ローン審査における「勤続年数」というハードルと、それを飛び越えて審査に通るための戦略を考えてみます。
1. なぜ銀行は「勤続年数」にこだわるのか?
まず、敵を知ることから始めましょう。なぜ銀行は「3年」などの期間を設けるのでしょうか?
銀行が最も恐れているのは、あなたが「ローンを返せなくなること」です。そして、返済が滞る最大の原因は「失業」や「急激な収入減」です。
銀行は過去の膨大なデータから、以下の仮説を立てています。
・3年以上同じ会社にいる人は、仕事が安定しており、今後も働き続ける可能性が高い。
・1年未満で辞めてしまう人は、次の会社もすぐに辞めてしまう(=収入が途絶える)リスクがある。
つまり、勤続年数はあなたの「将来の収入の安定性」を測るための、最も簡単な「モノサシ」なのです。
2. 「勤続3年ルール」はすでに崩壊している?
結論から言うと、現在の住宅ローン市場において「勤続3年」はもはや必須条件ではありません。
金融機関によって、現在の基準はここまで多様化しています。
| 金融機関のタイプ | 勤続年数の目安 | 特徴 |
| メガバンク | 1年〜3年 | 以前は厳しかったが、現在は1年以上あれば土台に乗ることが多い。 |
| ネット銀行 | 1年以上(半年〜OKも) | 審査は早いが、勤続年数に関してはシステム的に足切りされることもある。 |
| 地方銀行・信金 | 半年〜 | 地域の事情や個別の背景を汲み取ってくれる柔軟さがある。 |
| フラット35 | 制限なし | 今の会社で「1回でも給与」をもらっていれば審査可能。 |
このように、「どこで借りるか」を選べば、勤続年数が短くても道はいくらでもあります。
3. 勤続年数が短くても「合格」が出る人の共通点
では、勤続1年未満や半年で審査に通る人は、何が評価されているのでしょうか? 銀行が「この人なら年数が短くても大丈夫だ」と判断するポイントはいくつかあります。
① 「キャリアアップ」としての転職であること
銀行が最も嫌うのは「逃げの転職(ネガティブな理由)」です。逆に、以下のようなケースは非常に高く評価されます。
・業種、同職種への転職(例:A銀行からB銀行へ、エンジニアからエンジニアへ)。
・資格やスキルを活かしたステップアップ。
・転職によって年収が明確に上がっている。
これらは「職務の連続性」とみなされ、前職の勤続年数を通算して評価してくれる銀行もあります。
② 「ヘッドハンティング」や「引き抜き」
自らの意志で職を探したのではなく、「他社から請われて転職した」場合、それはあなたの市場価値の証明です。採用条件通知書などでその事実を証明できれば、勤続年数の短さが問題になる事はないでしょう。
③ 勤務先の「属性」が極めて高い
転職先が上場企業、公務員、あるいは医師や弁護士などの専門職である場合、「今後、収入が不安定になるリスクは低い」と判断され、勤続数ヶ月でも承認が出るケースがあります。
4. 審査を有利に進めるための「3つの具体的対策」
勤続年数に不安がある状態で審査に挑むなら、準備無しで行ってはいけません。以下の準備を整えることで、通過率は劇的に上がります。
対策1:「職務経歴書」を自分から提出する
通常、住宅ローンの申し込みに職務経歴書は必須ではありません。しかし、勤続年数が短い場合は「あえて提出する」のがプロの技です。
「私は過去にこれだけの経験を積み、今の会社ではその延長線上でこれだけの役割を担っています」というストーリーを可視化することで、銀行の担当者が「上司を説得するための材料」を渡してあげるのです。
対策2:前職の「源泉徴収票」を用意する
今の会社の給与明細だけでなく、前職の年収を証明する書類も用意しましょう。
「前職でもこれだけ稼いでおり、今はそれ以上です」と示すことで、「たまたま今、会社が変わっただけである」という印象を植え付けます。
対策3:フラット35を選択肢に入れる
どうしても民間の銀行が首を縦に振らない場合、最強の味方が「フラット35」です。
フラット35の審査基準には、勤続年数の制限が明記されていません。
・「今の会社での月収 × 12ヶ月」
これを年収とみなして審査してくれます。転職直後でまだボーナスをもらっていない状態でも、月々の給与が高ければ、驚くほどスムーズに審査が通ります。
5. 「やってはいけない」NGアクション
不安だからといって、以下の行為は絶対に避けてください。
・勤続年数を偽る: 嘘をついた時点で、その銀行とは一生取引できません。
・転職後すぐに複数のローンを組む: 車のローンやクレジットカードのリボ払いを同時に始めると、「この人は生活が苦しいのか?」と疑われます。
・試用期間中に申し込む: 多くの銀行は「試用期間終了後(本採用)」であることを条件としています。数ヶ月待てるなら、本採用になってから申し込むのが定石です。
6. まとめ:「3年待つ」のが正解とは限らない
「勤続3年になるまで待とう」という判断は、一見正しく思えますが、その3年の間に以下のようなリスクが発生します。
1.物件価格の上昇: 3年後、同じ家が今の価格で買える保証はありません。
2.金利の上昇: 今の超低金利が続いているとは限りません。
3.年齢のリスク: 完済時の年齢が上がるため、団信(団体信用生命保険)の審査が厳しくなったり、借入期間が短くなったりします。
もしあなたが今、理想の家に出会っているのなら、勤続年数を理由に諦めるのはあまりにもったいないことです。
最後に:不安なあなたへのメッセージ
住宅ローンの審査は、減点方式のテストではありません。あなたの人生を総合的に見て、「この人なら一緒に歩んでいける」というパートナー(銀行)を探す作業です。
勤続年数が短いことは、確かに一つのマイナス要素かもしれません。しかし、それを補って余りある「あなたのキャリア」、「あなたの熱意」、「適切な準備」があれば、審査の壁は必ず突破できます。
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宮城県知事(3)6160号
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株式会社 日興管財
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