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実際の住宅ローン相談事例|住宅ローンを選ぶ基準|宮城県仙台市

 

Q.家が欲しいと思い物件を見学したくて不動産屋さんに行きました。いくつか物件を見てから数日考えて、申込をしにまた不動産さん屋さんに行きました。その時に「ローンはどうするか?」といった話になりましたが、ローンについては何も考えていなかったので、「また連絡します」という風にしてとりあえず申込だけして帰ってきました。家に帰ってきて住宅ローンのことを調べてみると、銀行と言ってもたくさんあって、銀行ごとにローンの内容が微妙に違うので、いったいどれを選べば良いのか分かりません。自分では決められなそうなので、正直考えたくありません。最終的には決めなければならないのは分かりますが、何を基準に住宅ローンを選べば良いんでしょうか?基本的な選び方だけでも教えて欲しいんです。

A.分かります。住宅ローンの選び方が分からない人の方が多いと思います。だからこそ不動産屋さんやハウスメーカーが提案する銀行の住宅ローンに頼ってしまうんだと思います。でも本当にそれでいいのかどうか、疑うわけではないけれども、自分で確かめようとする試みは大事だと思います。そこで今回は、住宅ローンを選ぶ際の基準について詳しく解説していきます。
まず、住宅ローンには様々な金利タイプがあり、それぞれに特徴があります。固定金利や変動金利、またその混合型など、どのタイプが自分にとって良いのかを見極めることが重要です。次に、返済期間や月々の負担についても考慮するポイントです。無理のない返済を続けることで、安心して生活を送ることができます。
さらに、借入限度額とライフプランの確認も欠かせません。将来の収入や支出を見通しつつ適切な金額を決定する必要があります。最後に、手数料や諸費用にも目を向けて、総合的なコストを把握することが大切です。これらの基準を理解し、様々な視点から住宅ローンを選ぶことで、より良い選択ができるようになります。

■はじめに:住宅購入と住宅ローンの重要性

住宅を購入する際、必要不可欠なのが住宅ローンです。日本においては、ほとんどの人が自己資金だけでは家を手に入れることができないため、住宅ローンを利用することになります。住宅ローンは、購入資金を準備するだけでなく、家を購入した後の生活費にも影響を与える重要な要素です。そのため、しっかりとした理解と計画が大事であり、何よりもまずは、住宅ローンの基本的な種類について把握しておくことが大切です。

たとえば、変動金利型と固定金利型という二つの主なタイプがあります。変動金利型は、金利が市場の動きに応じて変わるため、将来的な金利の変動リスクを考える必要があります。固定金利型は、契約時に設定した金利が返済期間中に変わらないため、安心感がありますが、一般的にはその金利がやや高めに設定されています。どちらを選ぶかは、自身のライフプランや収入の見通しによるところが大きいです。

たとえば、将来的に安定した収入が見込まれる場合や、金利が低下している状況を見越すのであれば、変動金利型が有利となることもあります。逆に、出費が多くなる時期が予想される方や、金利の上昇を避けたい方は固定金利型を選ぶ傾向があります。

また、住宅ローンの金利だけでなく、手数料や返済条件、必要書類の提出期限、借入の上限や最低返済額についても注意が必要です。それぞれの金融機関によって異なる条件が設定されているため、自分にとって最適な選択肢を見つけるための調査は欠かせません。

さらに、住宅ローンを選ぶ際には「返済負担率」という指標も意識しておくべきです。これは、借入れた金額が月々の収入に占める割合で、低いほど返済が楽になると言われています。一般的には、返済負担率が25%以下が望ましいとされていますが、個々の状況により異なるため、無理のない範囲での計画が大切です。

最後に、住宅ローンの選び方については、必ず複数の金融機関を比較検討することをおすすめします。金利や手数料、条件が異なるため、いくつかの選択肢を持つことでより良い契約ができる可能性が高まります。

また、ファイナンシャルプランナーなどのアドバイザーに相談することも有効です。彼らは多くのケースを見てきており、あなたの状況に応じた具体的なアドバイスを提供してくれることでしょう。

以上のことを踏まえた上で、自身に最適な住宅ローンを選ぶことが、快適な住宅購入につながります。納得のいくローン選びを行うことで、ストレスの少ないマイホームの実現を目指しましょう。

■基準1:金利タイプの選定

住宅ローンを選ぶ際、まず考慮すべきは金利タイプです。一般的には、固定金利と変動金利の二つのタイプが存在し、それぞれにメリットとデメリットがあります。

まず、固定金利について考えてみましょう。固定金利とは、契約時に定めた金利が返済期間中ずっと変わらないタイプのローンです。このため、金利が上昇した場合でも、影響を受けずに安定した返済が可能です。

固定金利の最大のメリットは、将来的な金利変動に怯えずに済むことです。特に長期的な返済プランを考えている人にとって、毎月の返済額を予見できるので、ライフプランに合わせた資金計画を立てやすいでしょう。また、金利が低い時期に固定金利のローンを組むことで、長期間安定した金利で返済を続けることができます。

次に変動金利です。変動金利は、金利が市場の状況に応じて変動するタイプのローンです。そのため、契約時は低金利で借り入れができるケースが多く、初期の負担を軽減することが可能です。しかし、市場金利が上昇した場合、返済額も増加するリスクがあるため、注意が必要です。

変動金利のメリットは、金利が低い時期に契約できると、固定金利よりも返済総額が少なくなる可能性があることです。特に、短期間での返済を考える場合や、経済の流れを見て金利の低い時期を狙える可能性がある人には向いています。

ここで重要なのは、自分自身のライフスタイルや将来の計画に応じて適した金利タイプを選ぶことです。例えば、家族が増える予定がある場合や、子どもの教育資金が必要になるタイミングを考慮すると、固定金利の方が安心できるかもしれません。一方、転職や引っ越しを考えている場合は、変動金利の方が短期間の返済を低金利で行えるため、メリットが大きいと言えます。

さらに、最近では銀行によって様々な金利タイプが用意されています。一部の金融機関では、最初の数年は固定金利、その後に変動金利に移行する「固定金利選択型ローン」などもあります。これにより、初期の低金利を享受しつつ、将来の市場状況に柔軟に対応できる選択肢も考えられます。

最終的には、金利タイプを選ぶ際、自分のライフプランやリスクへの許容度をよく考え、慎重に判断することが重要です。そのためには、事前に情報収集をし、複数の金融機関の条件を比較検討することをおすすめします。

■基準2:返済期間と月々の負担

住宅ローンを選ぶ際に、返済期間と月々の負担は欠かせないポイントです。一般的に、住宅ローンの返済期間は10年から35年ほどで設定されることが多く、その期間によって月々の返済額が大きく変わります。

例えば、返済期間が長い場合は、月々の返済額を低く抑えることができる一方で、総返済額が増えてしまうという特徴があります。そのため、購入する住宅の価格や収入、将来のライフプランを考慮しながら、最適な返済期間を選ぶことが重要です。

また、月々の負担を軽くするために、金利の低いローンを選ぶことも一つの方法です。金利が低いと、同じ借入額でも返済額が少なくなるため、家計にかかる負担が軽減されます。しかし、金利が低い場合でも、返済期間が長くなると結果的には多くの利息を支払うことになりますので注意が必要です。

さらに、収入の変動や家計の状況を考慮することも重要です。例えば、子供が成長するにつれて教育費用が増えることや、将来的に転職や独立を考えている場合、月々の返済が負担となる可能性があります。そのため、無理のない返済プランを構築することが求められます。

返済期間を選ぶ際は、ライフステージを考えることも大切です。例えば、若い年代であれば、長期のローンを組むことで月々の負担を少なくすることができ、将来的に安定した収入を見込むことができる場合は問題ないでしょう。しかし、中高年層の方々は、早期に完済を目指すことが必要かもしれません。

返済計画を立てる際には、将来の収入見込みや家族構成の変化なども加味しながらシュミレーションを行うと良いでしょう。例えば、教育資金や住宅の維持管理費用、老後資金なども計画に組み込んで、負担が少ないプランを設計することが求められます。

また、ライフプランに合わせた柔軟な返済方法を提供する銀行や金融機関も存在します。リボ払い形式やボーナス併用返済など、自分に合った返済の仕組みを選ぶこともできますので、色々な選択肢を検討してみると良いでしょう。

まとめると、住宅マンションや一戸建てを購入する際、返済期間と月々の負担をしっかりと考慮することが重要です。自分自身と家族のライフプランに合った適正な返済額を設定し、無理なく行える返済スケジュールを組むことで、安心して住宅購入を進めることが可能になります。

■基準3:借入限度額とライフプランの確認

住宅ローンを選ぶ際に特に注意が必要なのは、借入限度額と自分自身のライフプランをしっかりと確認することです。

まず、借入限度額についてお伝えします。金融機関が提示する借入可能額は、年収や返済比率、その他の要因によって決まります。多くの場合、年収の6倍から8倍程度が借入可能限度額の目安とされていますが、実際の借入額はそれぞれの状況によって異なります。

借入限度額を知ることは、希望する物件の購入可能性を考える上で非常に重要です。しかし、借りられる金額をそのまま借りることが最適な選択であるとは限りません。

ここで重要なのは、長期的なライフプランです。自分や家族の将来を見据えた場合、現在の収入だけでなく、将来的な収入予想や支出の増加も考慮に入れる必要があります。例えば、子供の教育費や老後の生活費、家族のライフイベントなど、様々な要因が影響します。

そのため、ライフプランをしっかりと描いてから借入限度額を設定することが重要です。借入額が大きすぎると、月々の返済が重荷になってしまい、生活が圧迫されてしまう恐れがあります。逆に、借入額が小さすぎると、自分の希望する住まいを手に入れることができない可能性もあります。

借入限度額を選定する際には、以下のポイントに注意を払うと良いでしょう。

1. **収入と支出の見直し**:自分の月々の収入と支出をしっかり把握し、返済に充てられる金額を定量的に把握すること。

2. **突発的な支出への備え**:予定外の出費が発生した場合でも、生活に支障が出ない余裕を持つこと。

3. **ライフイベントのリスク**:転職や結婚、子供の出生といったライフイベントによる収入の変動を考慮すること。

4. **固定金利と変動金利の選択**:金利のタイプによって返済額が大きく変わるため、将来的な金利変動も考慮すべきです。固定金利を選択すると、将来的な支出の見通しを立てやすく、安心感があります。

これらを踏まえた上で、自分に適した借入限度額を見定め、ライフプランの実現に向けて計画を立ててゆくことが大切です。

住宅ローン選びは、単なる資金調達ではなく、将来の生活を左右する重要な決断です。しっかりとした計画をもとに、自分に合った借入限度額を見極め、自分が安心して生活できる環境を整えましょう。

■基準4:手数料や諸費用の考慮

住宅購入においては、住宅ローンの金利や返済期間だけでなく、手数料や諸費用も重要な決定要因となります。手数料や諸費用は、一般的に見落とされがちな部分ではありますが、これをしっかり把握しておくことが、後々の支出に大きな影響を与えることになります。

まずは、住宅ローンの手数料について考えてみましょう。住宅ローンを申し込む際には、事務手数料や融資手数料などが発生することがあります。これらは金融機関によって異なりますので、事前に確認しておくことが大切です。手数料が高い金融機関を選んでしまうと、結果的に総支払額が増えることにもなりかねません。

次に、諸費用について考えます。住宅購入には、頭金だけでなく、さまざまな諸費用が発生します。例えば、登記費用や印紙税、仲介手数料、不動産取得税などが挙げられます。これらの費用は物件の価格や地域によって異なりますが、全体の購入費用の中では無視できない金額になることが多いです。事前におおよその見積もりを立て、その費用感を把握しておくと、安心して購入のプロセスを進められます。

また、リフォームが必要な物件の場合、リフォーム費用も忘れてはならない要素です。これらの費用は、物件の状態によって大きく変動しますので、計画的に予算を考える必要があります。

手数料や諸費用の考慮は、物件の選定にも影響を与えます。例えば、予算に余裕がある場合は、手数料が高めの金融機関を利用しても、利便性や対応の良さを重視する選択肢も考えられます。逆に、資金が限られている場合は、コストを抑えた選択が求められます。

さらには、金融機関によっては手数料を割引してくれたり、特典がある場合もあります。これもまた、選ぶ際の基準にすることができますので、候補を幅広く検討することが推奨されます。

最後に、手数料や諸費用を把握する際には、事前にしっかりとプランを立てておくことが重要です。一時的なコストだけでなく、将来的な返済計画やライフプランも考慮しながら、最適な住宅ローンを選ぶ手助けとなります。総じて、住宅購入を成功させるためには、手数料や諸費用の考慮を怠らず、総合的に判断することが求められます。

くれぐれも、「友達がこれを選んだから私もこれを選ぼう」といった選び方をしないようにしましょう。

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宮城県で昭和60年創業
宮城県知事(3)6160号
仙台宮城住宅ローン相談カウンター
株式会社 日興管財
代表取締役 熊谷 求(宅地建物取引士)
電話:022-227-9787
メール:nikkoh@olive.ocn.ne.jp

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