お知らせ・コラム

住宅ローン審査のハードル|健康状態|宮城県仙台市での住宅購入

こんにちは。
仙台宮城住宅ローン相談カウンターの熊谷です。

「年収も十分、勤続年数もクリア、借金もゼロ。あとは申し込むだけ!」

そう意気揚々と住宅ローンの事前審査に臨もうとしたとき、ふと目に止まる「団体信用生命保険(団信)」の告知書類。

「そういえば、半年前から血圧の薬を飲み始めたな……」 「数年前にメンタルクリニックに通っていた時期があるけど、書かないとダメ?」 「健康診断で『要再検査』が出て放置しているけど、影響するのかな?」

住宅ローンの審査において、実はお金の問題と同じくらい、あるいはそれ以上に高いハードルとなるのが「健康状態」です。銀行が融資をOKしても、保険会社が「団信」への加入を拒否すれば、その時点でローン契約は白紙になってしまうからです。

そこで今回は、住宅ローン審査の「見えない壁」である「健康状態」に焦点を当てて、持病や既往歴があってもマイホームを勝ち取るための戦略を解説します。


1. なぜ「健康状態」がローン審査の合否を分けるのか?

まず、大原則を理解しておきましょう。日本の民間金融機関で住宅ローンを組む場合、「団体信用生命保険(団信)への加入」が必須条件となっていることがほとんどです。

団信(だんしん)とは?

住宅ローンの契約者が死亡したり、高度障害状態になったりした際、保険金でローンの残高を完済する仕組みのこと。

借りる側もそうなんですが、銀行にとっても、35年という長い期間、お金を貸し続けるのは大きなリスクです。もし契約者に万が一のことがあったとき、家が競売にかけられ、家族が路頭に迷う……という事態を防ぐため、保険でカバーすることを義務付けているのです。

つまり、住宅ローンの審査は「銀行によるお金の審査」と「保険会社による体の審査」の二段構えになっています。どれだけ高年収のエリートでも、保険会社が「この人は将来の死亡リスクが高い」と判断すれば、ローンは組めません。


2. 団信の審査でチェックされる「3つのポイント」

告知書(自分の健康状態を申告する書類)で、主に問われるのは以下の3点です。

  1. 最近3ヶ月以内の治療・投薬: 現在進行形で通院しているか。

  2. 過去3年以内の手術・長期療養: 過去に大きな病気をしていないか。

  3. 手足の欠損・機能障害: 日常生活に支障がないか。

特に多くの人が頭を悩ませるのが、「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」などの生活習慣病、そして近年増加している「うつ病などの精神疾患」です。


3. 健康状態に不安がある人の「4つの逆転戦略」

「持病があるからもうダメだ」と諦めるのは早すぎます。2026年1月現在、医療の進歩や保険商品の多様化により、健康に不安がある方でもローンを組める選択肢は広がっています。

① 「ワイド団信」という最強の味方

通常の団信よりも引受基準が緩和された「ワイド団信」を取り扱う銀行が増えています。

  • 特徴: 高血圧、糖尿病、肝機能障害、かつて拒絶された既往歴がある人でも加入できる可能性が高い。

  • デメリット: 借入金利に年0.2%〜0.3%上乗せされることが多い。

「金利が上がるのは損だ」と感じるかもしれませんが、これによって数千万円の融資が受けられるのであれば、非常に有効な解決策です。

② 「フラット35」を利用する

住宅金融支援機構が提供する「フラット35」の最大の特徴は、団信への加入が「任意」であるという点です。

  • 健康上の理由でどうしても団信に入れない場合、団信なしでローンを組むことができます。

  • ただし、万が一の際にローンがそのまま残るため、別途、引受基準の緩い一般の生命保険(引受基準緩和型保険など)を自分自身で手当てするなどのリスクヘッジが必須です。

③ 告知の「詳細さ」で信頼を勝ち取る

告知書に「高血圧」とだけ書くのは不十分です。

「2年前から服用。血圧は120/80で安定しており、仕事や日常生活に全く支障なし。合併症もなし」
このように、「治療によってコントロールされており、健康な人と変わらない生活を送っている」ことを具体的に書き添える(または診断書を添付する)ことで、保険会社の判断がポジティブに変わるケースがあります。

④ 配偶者との「ペアローン」や「収入合算」を活用

もし健康な配偶者がいれば、配偶者を主債務者にする、あるいはペアローンを組んで、不安がある方の持分に対する団信のリスクを分散させるという方法もあります。


4. 絶対にやってはいけない「告知義務違反」

審査に通りたい一心で、持病を隠して申し込む。これは「告知義務違反」という最悪の選択です。

  • バレるタイミング: 亡くなった後の保険金請求時。

  • リスク: 保険金が一切支払われません。つまり、遺族に多額のローンが丸々残ります。

  • 調査能力: 保険会社は、過去の通院履歴や検診結果を徹底的に調査します。隠し通すことはほぼ不可能です。

正直に告知した上で、適切な対策(ワイド団信への切り替えなど)を取る方が、長い目で見れば確実に家族を守ることになります。


5. 【実例】健康不安を乗り越えて承認を得たケース

事例A:軽度のうつ病を克服したBさん(38歳)

3年前に仕事のストレスでメンタルクリニックに通院。現在は完治して1年が経過していましたが、通常の団信では「3年以内の精神疾患」は厳しくチェックされます。

  • 対策: 完治していることを示す主治医の診断書を添え、あえてメンタル疾患に理解のある地方銀行のワイド団信へ申し込み。

  • 結果: 0.3%の金利上乗せで無事に承認。

事例B:健康診断で「肝機能」を指摘されたCさん(45歳)

毎年の検診で「要経過観察」が出ていたCさん。

  • 対策: 審査の前に改めて再検査を受け、数値が改善傾向にあることを数値で提示。さらに、複数の銀行(メガバンク、ネット銀行、地銀)に同時並行で打診。

  • 結果: ネット銀行は否決されたが、地銀の通常団信で「条件なし」の承認を獲得。

このように、「銀行によって審査する保険会社が違う」ため、一社でダメでも他なら通るということが頻繁に起こります。


6. まとめ:健康状態は「隠すもの」ではなく「説明するもの」

住宅ローン審査における健康状態のハードルは、決してあなたを排除するためのものではありません。「最後まで安心して返済を続けてもらうための確認作業」です。

  1. 自分の今の状態を正確に把握する(直近の健診結果を確認)。

  2. 告知は正直に、かつ詳細に書く。

  3. ワイド団信やフラット35など、複数の出口戦略を持つ。

  4. 一社で諦めず、保険会社の異なる銀行を複数比較する。

このステップを踏むことで、健康に不安がある方でもマイホームの夢を現実に引き寄せることができます。


住宅ローンの「健康審査」に不安を感じているあなたへ

「この病気、告知書にどう書けばいいの?」 「ワイド団信がある銀行の中で、どこが一番金利が低いの?」 「検診結果の再検査、いつ受けるのがベスト?」

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大切なのは「今」の健康と、これからの「家族の安心」です。

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ご相談後はしつこい営業はしないので、安心してご相談ください。

宮城県で昭和60年創業
宮城県知事(3)6160号
仙台宮城住宅ローン相談カウンター
株式会社 日興管財
代表取締役 熊谷 求(宅地建物取引士)
電話:022-227-9787
メール:nikkoh@olive.ocn.ne.jp

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nikkohkanzai
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